どうも、こんにちは!
A-クラス総合調査事務所の探偵Bです。
このブログは一応「DIY・車ブログ」と名乗っておりますので、今回は久しぶりの車ネタです。
突然ですが、このブログを一言で言い表すならば、「AE86のレストアするブログ」と言いたいところですが、実際は「AE86」ではなく「カローラスパシオ」、「レストア」ではなく「オイル上がり」の記事が大半を占めているのが現実です。
そこで、今回はその「オイル上がりの集大成」と言えるような記事を書きたいと思います。
オイル上がりしているエンジンの中身は?
オイル上がりが原因で、私は最終的に「エンジン載せ替え」までしたのが、それももう4年も前の話なんですね…
最近、本当に時間が過ぎるのが早いですね~
そう
探偵B「まだそのエンジンあるんです、家に…」
正直、凄い邪魔で処分に困ってます。
そこで最後に、このエンジンをバラして、オイル上がりのエンジンの中身は「どうなっていたのか?」を最後に確認して、もうこれでオイル上がりの記事は卒業したいと思います。
探偵B「ウォーターポンプから水漏れを発見」
分解早々、ウォーターポンプからの水漏れを発見しましたが、今となっては関係ないですね。
心底エンジンを載せ替えて良かったと思いました。
とりあえず、カムシャフト取り外しまでスキップ。
探偵B「VVT-iにけっこうなスラッジが…」
個人的には「汚いエンジンに中身」だと思います。
バーダルのリングイーズを入れて、そこそこ走ったのですが、やはりオイル添加剤は何回か入れないと汚れが落ちないのでしょうか…
それとも元々はもっとエンジン内にスラッジが溜まっていたのでしょうか?
私はタイミングチェーンカバーは外さずにカムシャフトを外しましたが、皆さんはクランクプーリーは外してタイミングチェーンカバーを外される事をお勧めいたします。
それがセオリー通りって奴です。
私の場合は、もういらないエンジンなので、分解も適当です。
カムシャフトのVVT-iに謎の日付と時間が書かれていたのですが、以前に何かの理由で分解したのでしょうか?
謎です…
探偵B「ついにヘッドボルト緩めるのですが、工具がこれしかない…」
これだけは言わせてください!
トヨタ純正の修理書に書いてある通り、ダブルヘキサゴン(つまり12角形)のレンチが必要ですので、間違っても六角レンチなんかで緩めようとしてはダメです!
ボルトがナメると大変なことになりますから!
でも、私はもうこのエンジンを使うことはありませんので、あえて六角レンチで挑戦してみます。
絶対にマネしないでくださいね!!
もちろん、
探偵B「こういう工具の使い方もダメですから」
「使ってはいけない工具を間違った使い方をした」という写真になりますんで、くれぐれもこういった工具の使い方はやめましょう。
ケガの元です。
でも、一応私も事前に「コーナン」「ビバホーム」でダブルヘキサゴンレンチを探し回ったのですが無かったんですよ…
ですが30分後…わたしは…
探偵B「某工具店 アスト〇プロダクツの店内に居ました」
一応、2本まではヘッドボルトを緩められたのですが、3番シリンダーと4番シリンダーの間のボルトが異様に硬く締まっていて、「これは絶対ボルトがナメる」と判断し、某アスト〇プロダクツ 八尾店に大人しく工具を買いに行きました。
さすがにアストロプロダクツならあるでしょ?
実は同店にはこの日2回行ったのですが、1回目は修理書に「ダブルヘキサゴン10レンチ」と書いていたので、12角の10mmのレンチを買って帰ったのですが、いざボルトに工具を差してみるとスカスカ。
で、もう一度同店を訪れ、もう一つ大きい12mmの12角レンチを手に持ち、一応「1ZZ-FEのヘッドボルトを緩めたいんだけど、これでいけますか?」と尋ねたところ
店員「あっ無理っすね。合わないっすよ」
探偵B「はぁ
?同じ12角だし!」
店員「チッチッチっ お客さんご存知ないみたいだけど、これはトリプルスクエアのレンチ、お客さんに必要なのはダブルヘキサゴンレンチ」
探偵B「一緒じゃないの?」
店員「全然違いますよ!」
つまりは簡単にいうと
ダブルヘキサゴンとは、ヘキサゴン(六角形)が二つ重なった12角形。
トリプルスクエアとは、文字通りスクエア(四角形)が三つ重なった12角形。
口頭で説明されている時は「何言ってんだ、こいつ」って程度しか思っていませんでしたが、図にしてみると分かりやすかったです。
こういうことで
同じ12角のレンチでも、一つ一つの角の角度が違うようです。
さすがは、工具専門店アスト〇プロダクツだぜ!!
八尾店の眼鏡かけた〇〇さん、ありがとうございました!
例え、ボルト穴に工具が入ったとしても工具の角度が違うので「ボルトがナメる可能性が高い」って言いたかったみたいです。
探偵B「工具が合わなくても、ボルトがナメても文句は言わない!」
って事で「トリプルスクエアレンチ12mm」を購入して、自宅へダッシュ
トリプルスクエアレンチの差込口が3/8なのが少し気に入りませんが、変換を入れたので自慢のブレーカーバー(1/2)が使えます。
息子にエンジンを持ってもらいつつ、残りのヘッドボルト8本を緩め切りました。
探偵B「全部緩みました! 1本ちょっと危なかったですが…」
とりあえず、全てのヘッドボルトを緩め切りました。
しかし、多くのボルトはナメるギリギリのような感じで、やはりちゃんとした「ダブルヘキサゴンレンチ」を用意した方が無難だと思います。(「用意した方がいい」ではなく必須)
そして、いよいよオイル上がりを起こした1ZZ-FEエンジンの燃焼室を拝む時
オイル上がりのエンジンの中身(ピストン、燃焼室等)
お食事中の方、申し訳ございません。
ピストンの上のカスは、おそらくシリンダーヘッドを降ろす際、バルブヘッドに付着していたカーボンが落ちたものだと思いますが、かなり汚いですね…
しかし、ピストン側は思っていたよりも綺麗な感じです。
探偵B「1番シリンダー燃焼室…汚いですね」
探偵B「2番シリンダー燃焼室…1番マシな状態」
唯一バルブヘッドの刻印が読めます。
探偵B「3番シリンダー燃焼室…すごいカーボン…オエー」
なんか何層にも何層にもカーボンがこびりついた様な感じです。
正直、3番が一番汚い、言葉を失うほど…
探偵B「4番シリンダー燃焼室…ピンぼけ。でも汚い」
2番シリンダー以外、問題外のような気がします。
これまでの「リングイーズ」「フューエルワン」「スバルPEAクリーナー」で少しはカーボンが落ちていたとしたら、その前は「かなりカーボンが溜まって圧縮が上がっていたのかな…」と思わずにはいられません。
おそらく、その結果のノッキング&微妙なエンジン不調だったのでしょう。
最後にバルブを抜く
バルブスプリングコンプレッサーが無いので、F型クランプを代用
アストロプロダクツ行った時に「バルブスプリングコンプレッサーを買おうかな~」って思ったんですが、
きっと次使う機会って当分来ないだろうな…
って事で
家にあった「F型クランプ」でバルブスプリングを縮めてバルブを抜きます。
中学生の子供が。
とりあえず、ピストンまで抜きたかったのですが、今日はこれまで
次回につづく
コメント