DIYでAT(オートマチックトランスミッション)のバルブボディーをオーバーホールするブログ2

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ATバルブボディー分解 DIY

こんにちは!
A-クラス総合調査事務所の探偵Bです。

前回の続きです。
車に詳しくない方はチンプンカンプンと思いますので、読まない方が懸命です。

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ATバルブボディーオーバーホールの続き

ネットでスパシオに積まれているトヨタ「U341E」型のミッションの情報を探していたのですが、結構出てくることに少し驚きました。

今更ながら、これぞ「インターネットの力」と思い知りました。
今のところ問題になっているのが、

探偵B「このボールの取り付け場所が分かりません…」

ATチェックボール

バルブボディーを割った際に「ポロッ」と落ちてきたため、正直「どこに入っていたのかチンプンカンプン」状態です。

おそらく違う場所に取り付けてしまうと、まともに走行することが出来ないことは想定されますが、中国向けの怪しい修理書には「6個」までの取り付け場所が明記されていますが、実際には私のスパシオでは「7個」チェックボールが残っています…

探偵B「ひとつだけ取り付け位置がわからない…」

ATバルブボディー チェックボール1
ATバルブボディー チェックボール2
ATバルブボディー チェックボール3

余っているチェックボールを「取り付けない」という選択肢はないでの、いつものアレをやってみたいと思います。

探偵B「自分を信じるんだ!!」

そう自分に言い聞かせ、長年の「経験」と「勘」でボールの入りそうな場所にボールを放り込んで組み上げる事にします。

走らなければ、またバラせばいい…」と思いたいところでしたが、すでに分解後2分程度で気持ちが萎え、「2度とバルブボディはバラしたくないわ」と思っていた所でした。

そこで意を決して「ここしか考えられない!」ってとこにボールを放り込み組み上げます。

探偵B「オイルパンも綺麗にして」

ATオイルパン清掃

まぁオイルパンの底にはソコソコの量の鉄粉が蓄積していましたが、まだ綺麗な方でした。
オイルパンと底の磁石を掃除して、組み付けに備えます。

探偵B「・・・」

カローラスパシオ修理書
バルブボディー部品

実は、バルブボディーを取り外す際、「何個か」の部品が落ちてきた記憶があります。

そして

バルブボディをAT本体に組み付けようとした時、ここで修理書に「ATを横に向けてからバラしなさい」と書いてある意味を知ります。

ATが車載の状態では、バルブボディのガスケットやら、せっかく取り付け場所の判明した「チェックボール」や「ピストン」等を取り付けても、重力に従って落ちてきます。

そう、だからバルブボディーを外した時、色んなものが落ちてきたんですね。
正直、これしきの整備で

「いちいち車からミッションは降ろしてらんない!」

ってのが私の正直な気持ちです。(正直、今更ミッションを降ろすなんて面倒臭すぎ)

仕方が無いので、養生テープでバルブ類を無理やり固定し、バルブボディを仮固定後にテープを抜き取るという暴挙に出ました。

そう、

例えるならマジシャンがテーブル上の物を落とさず、一瞬でテーブルクロスを引き抜くように…
(すいません、写真撮れる状況ではなかったです。)

もしかしたらテープを抜く時に「ガスケットやらバルブがズレたかも…」と思いましたが、もう早くこの状況から開放されたいが為、養生テープを引き抜いた後は気にせず、一気にオイルパンまで取り付けました。

完成の写真は、あまりの達成感で撮っていません…
「さぁ、最後の仕上げでストックしていたATFを注入しよう」と思った時、またトラブルが私を襲います。

探偵B「パワステオイルやん…」

パワーステアリング フルード

確か、新品のATF(オートマチック・トランスミッション・フルード)をガレージにストックしていたと思っていたのですが、いざ使おうと見てみると「パワーステアリング フルード」と書かれていました…

言い訳させてもらえるなら、缶の色が似てるんですよ…
とりあえず、近所のトヨタディーラーへダッシュしましたが

某 大阪トヨタ「在庫ありません」

某 大阪トヨペット「小分けでの販売はしておりません」

某 カローラ大阪「取り寄せになりますが、入庫するのは連休明けですねww」

某 ネッツトヨタ大阪「現在、在庫ありません」

おかげで連休明けまで車に乗れませんでした…

トヨタも変わりましたね…
昔はもうちょっと融通の効く会社やったのに…

とりあえず抜いたATFをミッションに入れて、エンジン始動。
P→R→N→D→2→1とシフトレバーを動かすと、無事トルクが伝わることを確認しましたが、走行は連休明けまでお預けにしておきます…

「すいません社長!車尾行は休み明けまで行けません!!」

探偵B「カローラスパシオのバンパー塗装」

バンパー穴埋め

車が動かないので、仕方なくバンパーの塗装を終え、今回の作業は終了しました。

後日、新品のATFを注入して、走行した結果ですが、2速→3速→4速のシフトアップ時に「滑り」、4速に変速時に至っては「後ろからオカマを掘られたか?」ってぐらい「ガツンッ」とシフトショックを感じるようになってしまいました…

いや~ATミッションって、やっぱり素人がバラすもんじゃないですね~

とりあえず、ECU(エンジン・コントロール・ユニット)をリセットしたので、ECUが学習して変速ショックが無くなってくれることを願います。(まぁ無駄だと思いますが…)

更に後日、

・体感できるぐらい「駆動の伝わり方が良くなった→アクセルのつきが良くなった」
・問題の曲がり角で「3速」→「2速」のシフトダウンが遅い症状が若干改善した。

等の改善点はありましたが、相変わらず2速→3速→4速のシフトショックが大きく、3速→4速に至っては変速が異様に遅い時すらあります。
とりあえず、ECUの学習でも改善しなかったので、もうちょいしたらATFを交換したいと思います。

こういった作業は自信の無い方はやめておきましょう。
私も二度とやりませんので…

探偵・調査のご相談はA-クラス総合調査事務所 大阪
オートマチックトランスミッションの修理は高くつくので、ディーラーで修理するか、諦めて車を乗り換える事をオススメ致します。

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