ユーザー車検前に自分で車検整備
どうも、こんにちは!
A-クラス総合調査事務所の探偵Bです。
今回は様々な事情で放置され、挙句の果てに車検が切れてしまっていた嫁の車「ダイハツ ムーブコンテ」。
またこの車に乗り始めるということで車検を通すため、「自分で車検前の点検をやってみよう」的なブログになります。

自分で整備、点検する自信がない方はプロに任せた方が無難です
ユーザー車検で車検代を節約しよう
DIYという言葉に代表されるように、最近では「とりあえず自分でやってみる」って方が増えているのではないでしょうか。
もちろん車検も同様で、カーディーラーや街の車屋さんに車検をお願いするよりも、自分でやった方が安く費用を抑えられるのは言うまでもありません。
最近の国産車ってあんまり潰れませんしね…
車検前の点検は大切
まぁ車検前に限らず、車の点検って大事ですよね?
ユーザー車検では、車を陸運局(運輸支局)へ持ち込んで、プロの検査員が厳しい目で各点検項目をチェックしていきますので、「エンジンからオイルが漏れている」なんて不具合を見過ごしてくれるはずがありません。
もちろん、不具合があれば車検は不合格です。
ユーザー車検でチェックされる主な項目
- タイヤの溝、ひび割れ、損傷等
- 各部のオイル漏れ、残量
- エンジンルーム内の水漏れ
- ライト類の割れ
- 下廻りの損傷
- マフラーの排気漏れ、損傷
- ブーツ類の破れ
- ネジ、ボルト類の緩み、ガタ
- その他
細かく言えばチェック項目は多岐にわたりますが、大雑把に言えばこの辺がメジャーなチェック項目ですし、ここさえ押さえておけば「何とかなる」と言えなくもないです。
タイヤの点検
タイヤは自動車の中でも1番重要と言ってもいい部分です。
「スリップサインが出ている」「ひび割れが酷い」「えぐれたような部分がある」ような場合は大人しく交換しましょう。
車検に通らない以前に、普段の運転でも危ないので。
オイル漏れ
車検場の検査員たちは、車の下からじっくりと点検しますので、オイルが漏れて下廻りにドロドロになっていては話になりません。
最低限、オイルが漏れている、滲んでいる部分は綺麗に清掃しましょう。
もちろん、不具合がある部品は交換するのが望ましいですが、「俺はあと2年乗れたらいいんだ!」って事情の方もいるでしょう。
しかし、少し走っただけで再度オイルが漏れてくるようなら修理はしておいた方がいいでしょう。
車検はもちろん、普段の走行でも良い事はないでしょう。
水漏れ
車の水が使われているのは、エンジンの冷却とウォッシャー液ぐらいでしょう。
エアコンの水でもない、ウォッシャーの水でもない水が垂れているとなると、エンジンの冷却水が漏れていることになりますので、エンジンに深刻なダメージが及ぶ前に修理しましょう。
水漏れは、整備が簡単な「ガスケット(パッキン)」からの漏れの他にも、「エンジンの隙間」という、どうしようもない場所からも漏れる場合もありますので要注意です。
ライト類のレンズの割れ
「車庫入れの際に後ろをぶつけてしまった」なんて方は要注意です。
ヘッドライトはもちろん、テールレンズも損傷していると車検には通りません。
ひび割れ程度なら通る場合もありますが、光が漏れているようなら大人しく交換した方がいいでしょう。
また、最近ほとんどの車種で採用されている樹脂製のヘッドライトですが、経年劣化が黄ばみや曇りが発生している車をよく見かけますよね?
あまりに酷いと、ヘッドライトの光量不足で車検に落とされるので注意が必要です。
下廻りの損傷
下廻りにボコッと大穴が開いているのは論外としても、日頃の運転で下廻りをうっかり擦ってしまったって方は少なくないでしょう。
損傷の大小はあれど、足回り部品が変形しているような場合は、車検以前に危険ですので心当たりのある方は点検しておきましょう。
マフラーの排気漏れ、損傷
昔のマフラーはよく穴が開いて排気漏れすることが珍しくなかったですが、最近ではそんな話もだいぶ減ったと思います。
しかし、下廻りを擦った際にマフラーを傷つけてしまうことはよくあります。
その後に、継ぎ目が裂けてしまったり、穴が開いてしまう可能性があるので要点検ですね。
ブーツ類の破れ
ハンドル関係のジョイント部分やドライブシャフトには、グリスが封入されて「ブーツ」と呼ばれるゴムで覆われています。
昔に比べれば耐久性が上がっているようですが、経年劣化で破れてくることがあるので確認が必要です。
ブーツが破れていると車検に合格しないのはもちろん、グリス切れを起こすと異音が鳴る元になりますし危ないです。
時々、ハンドル切った時に「カタカタ(コトコト)」って音を鳴らしている車を見かけますが、おそらくドライブシャフトブーツが破れてグリスが切れを起こしていると思います。
ネジ、ボルト類の緩み、ガタ
自動車には多くのボルトが利用されています。
その数、実に数千本。
車検の際に点検されるのは、主に下廻り部分だと思います。
検査員が専用の金槌でコンコンと叩いて緩みがないかチェックします。
また、車の各部にガタがあった場合、走っていれば何かしらの異音が聞こえてくると思うので、最近の車はそこまで神経質にならなくていいと思います。
最近、「最近下廻りをぶつけた」や「車屋さんで足回りの修理をした」って方は軽くネジの緩みはないか、簡単に確認しておいてもいいでしょう。
その他
はっきり言って、車を点検しだすとキリがないので、テスト勉強のように
事前にチェックされるであろう項目を重点的に対策しておくのが1番だと思います。
もちろん、不具合がある個所は「整備」「交換」して、不具合を解決しておくに越したことはありませんが、各自、事情や予算等あるでしょ?
探偵Bのユーザー車検前の整備
久しぶりの登場になるムーブコンテ、車検切れてます…
まず整備の基本と言えば、ジャッキアップですよね。
1.下廻りの清掃
やってみると分かると思いますが、ブレーキからはブレーキダスト(ブレーキパッドが削れた粉)、タイヤハウス内からは砂や泥がかなり出てきます。
下廻りって、タイヤが巻き上げた砂や埃が車の各部の隙間に結構溜まっているものです。
雨の日に汚れが流されそうなイメージですが、かなりの汚れがどんな車でも溜まっているはずです。
それらは車を錆びさせる原因にもなりますので、定期的に洗浄するのが車を長持ちさせる秘訣ですね。
いろんな場面で活躍する高圧洗浄機いいですよ。
ね?けっこう汚れてるでしょ?
何で下廻りを清掃したかというと
シャシーブラックを塗る
ためです。
結構うちの車は下廻り、足回りのアーム部分に錆が目立つので、防錆目的と検査員への印象アップのために防錆のシャシーブラックを塗っていきます。
そこで用意したのが、この2点
ソフト99とホルツのシャシーブラック
比較した結果、「ホルツのプロホルツ シャシーブラック」の方がミストが細かいというか、伸びがいいというか断然塗りやすかったです。
塗る面積にもよりますが、シャシーブラックは2~3本は程度欲しいところですね。
ビフォーアフター


まぁ養生するまではないと思いますが。
ブレーキのグリスアップ
探偵Bは一応「整備士の資格」を持っているので楽勝です。
そこまで難しい作業ではありませんが、やはり自信のない方はブレーキパッドの残量を確認する程度に止めておく方がいいでしょう。
ヘッドライト磨き
ヘッドライトが暗いと、光量不足で車検に落とされる可能性があります。
うちの車はけっこうヘッドライトが黄ばんでいるので、この機会に磨いていきます。
ヘッドライトを磨くと、光量がアップするのはスパシオで磨いた際も実証されております。
すいません、ヘッドライト磨きの画像ありません。

一つ言えるのは、綺麗にヘッドライトを磨いてもコーティングをしないと、すぐにくすんできます。
以上で、探偵B家のムーブコンテは仕上がりました。
あとやる事と言えば、ヘッドライトの光軸調整ぐらいでしょうか。
暇が出来たら陸運局に突撃したいと思います。
ではまた。

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