探偵B 禁断の探偵ネタを使う?
どうも!こんにちは!
A-クラス総合調査事務所の探偵Bです。
今回は、
そう!私の生きる探偵業界について語りたいと思います。
「なんだよ、探偵とか調査について書かないって言ってたじゃん。」
そうですよね…
私も一度決めた事を変えるのは大嫌いです!
でも…
探偵B「ネタがないんです!」
許しくてください。
ちょっとは、皆さんも探偵業界について知りたいでしょ?
じゃあ、茶番はこのぐらいにして書きます。
今回は、あくまでも調査依頼を検討中の方向けの記事になります。
先日、調べものがありWikipediaを見た後、興味本位で同サイト内で「浮気調査」と検索したら、実に興味深い内容が出てきたことが、今回この記事を書こうと思ったきっかけです。
浮気調査 - Wikipedia
まぁ誰が書いたかも不明なページですが、天下のWikipediaですからね。
個人的になかなか共感できるところが多かったので、今回取り上げました。
「浮気調査」のページ内で「契約時の注意点」って項目があったのですが、現役探偵が読んでも「なかなか良い事が書いてある」と少し感心してしまいました。
1.事務所の所在地を確認する。
そもそも、会社所在地のビルがレンタルオフィスかどうか調べる方っているのでしょうか?
私は個人的には、自宅兼事務所でも、ちゃんと相談スペースが確保されているなら問題ないと思います。
もちろん、入った瞬間、生活感満載で散らかっているのは論外だと思いますが…
うちは、ちゃんと事務所借りてます。⇒大阪事務所アクセスマップ
2.必ず事務所に行って契約する。
これは確かにそう思います。
この仕事はやっていれば、「事務所に行くのが逆に怖い」や「小さなお子さんが居て出向きづらい」って方もいらっしゃいますので、出張相談での対応になるお客さんも一定数いらっしゃいます。しかし、私個人としては、静かな事務所内での方が
- 「相談内容を正確に理解できる」
- 「他人に相談内容を聞かれる恐れがない」
- 「どういった場所に事務所があって、どんな雰囲気なのか」
等が見れて良い事だと思うのですが…
3.探偵業の届出を行っているか、その番号を確認する。
探偵業の届出は「探偵業の業務適正化に関する法律」で決まっているので、HPとかで確認してもらうしかないですね。届出番号を掲載していないってのは、何か載せれない理由でもあるのでしょうか?
うち届出番号は、大阪府公安委員会 第62080612号です。
4.法律に基づき、重要事項説明書を含む契約書類の交付があるか
契約書を作るのは常識として、重要事項説明書の作成やら口頭での説明って何気に面倒くさいんですよね~
しかし、これも法律で決まっていてやらないわけにはいかないので、A-クラス総合調査事務所の連中は皆やってると思います。
5.契約書に代表者の名前と、契約担当者の名前が記載されているか
他社のホームページで、提携先の弁護士さんの顔をデカデカと載せているのに、肝心の代表者名が記載されてない所がありますが、代表者が居ないのでしょうか?
はたまた、何かあった時に責任を取りたくないのでしょうか?
そういえば、うちの契約書には担当者の欄はありますけど、代表者の欄はないですね…
一応、重要事項説明書には代表者の欄はあります。
これでWikipedia書いた人も許してくれますかね…
6.強引に契約しようとしていないか
昔は「契約するまで帰らせない」なんて探偵興信所がざらにあったみたいですが、今時こんな強引な営業をしている所は少ないと思います。
これに近い事をしている所はあるようですが…
7.加算式料金方式を採用していないか確認する。
ちょっと勉強不足で「加算式料金方式」ってのが、よくわからないのですが…
時間ごとに料金が加算されていくって事なら、多くの探偵興信所がこの方式を採用しています。
これについて、良いとか悪いと言うつもりはありません。
間違っていたらすいません!
8.自社で調査を行わず、下請けに丸投げしていないか確認する
探偵業界に限らず、下請け業者ってのはどの業界にもいると思います。
うちも、遠方での聞き込みや結婚調査等で地方での調査が必要な場合、付き合いのある業者に依頼する事はあります。その方は料金も下げられますしね。
また、時々「どうしても人が足りない」って時があるので、そういった場合はお客様に許可を取り、下請けさんに仕事を頼む時があります。
ただ、一切探偵業に関わりがない人間が探偵業の届出だけをして、実際の業務は全然関係ない人間が行なっているのは、いわゆる「名義貸し」になりますので、これは法律でも禁止されています。
こういうのは探偵業界に限らず、弁護士事務所や不動産業界でもあって時々逮捕されたりしてますよね?
9.諸経費の名称を付帯費用などと、ごまかしの明記にしていないか
これは、契約時よ~く契約書を確認してください。
よく「特殊調査費」みたいな書き方で請求される事があるみたいです。よくわからない場合は、契約時に訊ねるのが一番です。うちは、契約書の「別途請求事項」の欄に細かく明記しております。
10.諸経費に消費税が加算されていないか
経費に消費税をかけるなんて…
せこい!あまりにもせこ過ぎる!
11.根拠も無いのに業界最安値など過剰広告を行っていないか
多いですよね~こういった過剰な広告。
探偵業界で1番多いのは、料金トラブルではないでしょうか?「成功率が100%」や「調査結果が出なかったらゼロ円」「業界最安値!」などなど
広告に見せかけだけの安い料金を掲載して、お客さんが事務所に来てから、あれよあれよという間に見積もり額が膨らんでいくやつです
。
1時間1,980円のはずが、
悪徳業者「それは探偵1名の時の金額です」
お客さん「えっ」
悪徳業者「お客さん場合、探偵は4名と車が2台要りますので、1時間3万円なります」
お客さん「・・・」
こういったやり取りは珍しくないようです。
ここで、比較的お金のあるお客さんは「どこもこれぐらいはしますよ~」なんて言われれば依頼しちゃいますし、あまりお金を掛けれないお客さんは我々のような中堅探偵事務所を見つけて来社されます。
12.数社で共謀しインターネット広告を頻繁に出し、更に順位を意図的に操作し、さも、業界NO1がH社 NO2がA社 NO3がF社とお客様が錯誤する広告を出していないか
最近、この手のサイトが多いこと多いこと。
ここで全部URLを張り付けてやろうかってぐらい増殖中です。
知らない方が見れば「ここが1位で、あそこが2位か~。ふぅ~ん」ってなっちゃうんでしょうね~
残念です。ほんと、この業界は羞恥心ってもんがないのでしょうか?
去年まで影も形もなかった業者が平気で「創業10年」とかホームページに載せても大して問題にならないんですから、この業界の闇の深さは尋常じゃないです。
以上、長々と書きましたが、もしご依頼をお考えの方には
- 一社で決めず、何社か見積もりを取ってみる
- 探偵業社の話をあまり鵜呑みにしない
- 探偵事務所に出向く場合、可能なら誰かについてきてもらう
等の対策をされても損はないと思います。
もちろん、わが社 A-クラス総合調査事務所でもご相談は受け付けておりますので、とりあえずのご相談、お見積もりも気軽にお申し付けください。

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