どうも、こんにちは!
A-クラス総合調査事務所の探偵Bです。
今回は、ずぅ~っと放置されていた「間仕切りドアDIY」して、未だに未完状態のオフィスの間仕切りを完成させたいと思います。
すでに「立春」も過ぎてしまいましたが…
結局、間仕切りドアはどうするのか?
昨年末、大騒ぎしていた「間仕切りドアをどうするのか?問題」ですが、結局は間仕切りドアを一からDIYする事となりました。
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年末は「これにする!」って言ってましたが、社長から却下されました
個人的には「名前以外、かなりカッコイイ」と洗練されたデザインに一目惚れしていたアコーディオンカーテンでしたが、うちの社長は
「間仕切りのフレーム部分とこのアコーディオンカーテンが合わないんじゃないか?」
って感じで早々に「ボツ」となりました。
まぁ間仕切り自体が「黒色のフレーム」でアコーディオンカーテンは「シルバー色のフレーム」ですからね。
まぁ言いたい事はわかりますが…
って事で、正直やりたくはなかった
間仕切りドアをDIYしていきます
今回のDIYの材料たち
材料は「1×4材」と見慣れた感のあるビバホームで売ってる「中空ポリカーボネート板」になります。
厚さは「4mm」です。
今回のDIYは「いばらの道」になる事が確定しています。
なぜなら
探偵B「1×4材に溝を掘って、そこにポリカ板をはめる」
からです。
ご存知かもしれませんが、「木材に溝を掘る」って言ったら、必要になるのが「トリマー」って工具。
もちろん、探偵Bは「トリマー」なんて持ってません…
それに「トリマー」の代わりになりそうな工具(丸ノコとか)もありません。
ネット上で「トリマーなしで木に溝を掘る方法」を色々調べていたのですが、「これ」ってものは結局見つかりませんでした…
トリマーってのは
こういう電動工具ですよね?
木材に溝を掘ったり、角を面取りしたり「DIY好き」の方なら持ってても不思議はなさそうな工具ですね
今さらですが、私探偵Bのモットーは「今あるもので何とかする」です。
このブログをご愛読の方ならおわかりでしょうが、「あの工具があったら」って場面の何度も出くわしてきましたが、その度に「新たに工具を極力買い足さず、ある工具で何とかしてきた」のが探偵B。
今回も「数千円程度で買えるトリマー」を買わず、今ある工具でなんとかします。
世にも珍しい「トリマーなし」での溝彫り
今回「電動トリマー」を用意せず、手動での溝彫りを決意した探偵Bですが、おそらくこんな方法を選択する方は少ない事でしょう。
1×4材に溝を掘る方法として色々考えた結果、探偵Bが思いついた方法をご紹介いたします。
ドリルで深さ1.5cm程度の穴を1×4材に1列開ける
この発想が「アホっぽい」ですよね?
正直、この画像は載せるかどうか迷いました。
「私はバカです」ってのを世界中に宣伝しているような気がしてなりません…
探偵B「ここまで穴を連続で開けると、メンタルやられます」
1個2個程度の穴なら「ドゥルル」って感じで、普段は気持ちよくドリルで穴を開けていくのですが、ここまでの数の穴をドリルで開けのは正直初めての経験でした。
結果、かなり心が消耗しました。
そして、ドリルを床に置いた後も手に残る「ドリルの振動」。
とりあえず、1×4材に1列の穴を開けた後は
探偵B「ノコギリで1つ1つの穴をつなげていく」
「もうちょっと工具揃えたら?」って声が聞こえてきそうですが、とりあえず探偵Bには「時間」だけはあるので我慢してノコギリで「ギコギコ」しながら穴をつなげていきます。
この現代社会で「原始時代」のような作業をしてますが、気にしないでください。
穴をつなげたら
サンドペーパーで凸凹の溝を真っ直ぐに整える
最近、買った差し金に紙やすりを捲いて、溝をまっすぐに整えていきます。
DIY初心者の方、この差し金の使い方は間違っていますので勘違いのないようにお願いします。
正直、この作業が1番大変と言うか、1番時間がかかりました。
そして
右手の人差し指、親指の「指紋」が死にました。
2,3日ほど、スマホの指紋認証が受け付けてくれなくなりました…
この加工を5本の1×4材に施し、とりあえずはトリマーを使わずに溝が彫れました。
たぶん、トリマーがあれば数分で終わってたような作業ですが
探偵B「5本で3時間ぐらい掛かりました」
「まだまだ溝が凸凹じゃないか!」って言われるかもしれませんが、色塗って、ポリカの中空板を差し込めば目立たないだろうって作戦です。
仕上がり重視の真面目な方なら、もう少しやすり掛けするでしょうが…
って言うか、仕上がり重視なら最初から電動のトリマー使いますよね。
私のもう一つのモットー「見ないとこは適当」です。
ここで私が言える事は
トリマーで溝を掘る事を強く強くおすすめします。
「時間」と「ヤル気」のある方は、トリマーなしでチャレンジしてみて下さい。
きっと後悔します、私もお勧めしません。
あと
個人的にはトリマー買うなら「電動ドライバー」と「丸ノコ」と「サンダー」が使えるマルチツール買いますがね。ワンチャン、丸ノコで溝掘れそうだし…
出番の少ないトリマー買うよりは、多くのDIYで役立つマルチツール買った方が賢明だと思います。
まぁお金に余裕があって、頻繁にDIYするなら両方買ってもいいと思いますが
間仕切りドアの枠を塗装
最後は「お待ちかね」の塗装ですね。
もちろん、間仕切りのフレームと同じ「艶消し黒」です。
つや消しブラック最強!
間仕切りドアの組み立て
色々ワチャワチャやってきた今回のDIYですが、これが最後の工程ですね。
しかし、次の作業は「結構重要な作業になる」素人ながら強く感じています。
普通ドアを組み立てていくなら「ほぞ」と呼ばれる加工を木材にして組み立てるようですが、正直「そこまでやってられない」ってのが感想です。
って事で「手を抜いてネジだけ」で1×4を組み立てます。
ほぞ継ぎとは?↓
探偵Bは今回やりませんが、仕上がり、強度をお求めの方は「ほぞ加工」した方がいいと思います。
ドア組み立てのためにネジ穴を開ける
ネジの下穴を開けます。
1×4の長さ「8.9cm」に垂直の穴を開けなければなりません。
もちろん、1×4の途中からドリルの刃が出てきてはいけません。
探偵Bは穴あけでの重要アイテム「ドリルガイド」なる物を持っていませんので
ドリルガイドなしでの挑戦となります
「ドリルガイドぐらい買えばいいのに」って思われるかもしれませんが、いつもホームセンターに行った時に「ドリルガイドとノコギリガイ」ぐらいは欲しいな~」って指をくわえて眺めているのですが、探している間に違う商品に目を奪われるんですよね…
逆にね
「ここまで道具が揃っていない状況でDIYに励んでいる私」を褒めてほしい
って事で
探偵B「なんとか横からドリルの歯が出る事なく貫通しました」
まぁ、ブログ的には「横からドリルの歯が出てきちゃいました、へへへ」って方が美味しいのかもしれませんが、私は面倒臭がりなんで真剣にやりましたよ。
枠を組み立てて、カットしたポリカーボネート板をはめてみる
私の予想では、いつもの寸法違いで多くの手直しが要求されると思っていたのですが、今回は2回の手直しですんなりとポリカーボネート板もはまりました。
そして、
探偵B「間仕切りドアだけは完成しました」
ドア枠が1×4材なので「強度的にどうか?」と思っていたのですが、特に問題なさそうです。
1×4材とポリカーボネート板が合体する事によって、それなりの強度が出たようです。
いつも通り「遠目で見る限り」はかっこよく仕上がりました。
続きまして、
間仕切りドアの「吊り戸化」
「吊り戸ドアをDIY」されている方って結構いるんですが、でも思っていた以上に吊り戸ドアの「吊り戸レール」とか「吊戸車」って高いんですよね…
だいたい「8,000円~1万円ちょっと」ぐらいが主流のようです。
しかし「安物買いの銭失いを体現する男」探偵Bは見つけてしまうんですよね、「安い吊り戸車」を。
探偵B「Amazonで500円ぐらいの吊戸車を発見」
吊戸車の中では抜群に安かったです。
ついでに「よく一緒に購入されている商品」で出てきた「レール」もセットで購入。
セットでも「2000円」いかないですよ!
で、届いたのがこちら
探偵B「Amazon激安の吊戸車とレールのクオリティは如何に?」
同じく、よく一緒に購入されている商品「八幡ねじ レール釘 25mm 釘径1.6mm」も一緒に買ってみましたが、正直ホームセンターで揃えた方が割安だったかもしれないです。
まぁ安物の吊り戸車ですが、そこまで造りは悪くなさそうです。
吊戸車がベージュ色ではアレなので
探偵B「塗装します、もちろんドアに合わせて艶消しブラックで」
探偵Aいわく「前の前の事務所の時からあった」という10年以上前の年代物であろう「つや消し黒」のラッカースプレーで塗装します。
欲を言えば「塗装のお守りミッチャクロン」を拭きたかったですが、忘れたので「耐水ペーパーでの足付け」と「パーツクリーナーでの脱脂」のみで塗装。
「適当に吹いても、それなりの仕上がりになる」やっぱり「艶消しブラック最強」でしょう。
探偵B「吊り戸レールを間仕切りのフレームに取り付けて」
レール取付けの釘は「レールと面一」になるまで打ち込むことをお勧めします。
吊り戸取り付け時に釘が少しでも出てると、スムーズに吊戸車が転がらなかったです。
この後、いついかなる時も「ギリギリを責める男」探偵Bの性格が悲劇を起こします。
探偵B「間仕切りの開口部よりも間仕切りドアの方が大きい説」
当初の予定より「ほんの2mm」ほど吊り戸を大きく作ってしまったため、ドアを少し削ってやりました。
厳密に言うと、「吊り戸自体は間仕切りの開口部より小さい」んですが、吊り戸を浮かせるために下に「4mmのべニア」を敷いた結果、ほんの少しだけ吊り戸の方が間仕切りの開口部よりも高くなってしまったようです。
そんないくつものトラブルを乗り越えて
探偵B「吊り戸が釣れました」
「吊り戸車は黒色じゃない色の方が…」って気もしますが、ぱっと見「ほぼ完成」です。
しかし「あとは隙間テープ貼ったら終わりかな~」と思っていたのですが、
吊り戸には「吊戸車」と「レール」以外にも必要なパーツがある事をこの時知ります。
これらの名は
「ガイドローラー」
「ガイドローラーが付いていないとどうなるか?」というと、この通り
探偵B「吊り戸がプランプラン暴れます」
そぉ~とドアを開けるなら問題ないですが、雑に開け閉めた時に吊り戸が暴れるのも危ないですよね?
あと、風が強いに窓を開けていた時に、プラプラとドアが動く可能性も十分ありますし…
しかし
即、このガイドローラーを注文したかったのですが「到着予定が3月中旬」となっていたので、いつも通り事務所にあるもので何とかします。
まずは都合よくあったのが、他の計画で購入してあった「L字ステー」。
間仕切りドアを一旦外して、間仕切りフレームにL字ステーを取り付けて
間仕切りドアを再度取り付けて、もう一つのL字ステーで間仕切りドアを押さえる作戦
いつでも外せることを考えて両面テープで取り付けました。
そこまで無理な力も掛かってなさそうなので、開け閉めする分には問題ないようです。
見た目は除いてですが…
そして最後の仕上げ
探偵B「シンプルなアルミ製ドアノブを取り付けて完成です。」
長かったですね…
やっと昨年から続いていたDIY間仕切りがオフィスに完成しました。
近くで見ると「間仕切りの仕上がりは少し汚い」ですが、目的の遮熱、断熱は達成されているので、これからオフィスの光熱費は少しは節約されるのではないかと思います。。
スタッフの間では「エアコンの熱が逃げてる感」が無くなったと好評です。
恒例のオチ
それでは最後に
毎度おなじみ、この探偵Bのブログ恒例の「オチ」ですが
今回はこうなりました。
探偵B「この間仕切り、消防法に違反してるんですよね…」
勘のいい方なら薄々気付いていたとは思いますが、この間仕切りは歴とした「消防法違反」になるらしいです。
パーテーションなら問題ないみたいですが、間仕切りのように「床から天井まで仕切って」しまうと、そこは「部屋」と見なされ、部屋毎に「火災報知器」を設置しなければならないそうです。
既に昨年末のビルの「消防点検」で注意を受けていて、とりあえずはブログのため間仕切り完成まで持ってきましたが、上の部分のポリカーボネート板は外して使用する事に‥‥
暖まった空気は逃げたい放題で、昨年に逆戻りに…
結果
断熱という意味では「全く機能しない間仕切り」をDIYしたに過ぎない
いや、パーテーションとなりました。
どうりでネット見てても「天井まであるパーテーションってないな~」って思っていたんですが、そういう理由もあったんでしょうね…
少し勉強になりました。
今回は以上です。
あと、
吊り戸車と一緒に購入したレールなんですが、吊り戸ローラーが釘を打った微妙な段差を通過する時に「ガコッ」って音がなる感じなので、スムーズな動きを求めるならホームセンターで「L型アングル」とかを「シームレス」なレールに使った方がいいかもです。
DIYパーテーションキットでイメージ通りの組み合わせを実現!高身長でワークスペースやプライバシーの確保など多目的に活躍
コメント
Great content! Super high-quality! Keep it up! 🙂
ほめられちった
ありがとうございます(*^-^*)
これはもう感服いたしました。
ある物で何とかする。
ちなみにトリマーで掘っても2mmくらいずつ掘る事になるので結構時間はかかります。
丸ノコがあれば一番早いです。
こちらにもコメントありがとうございます。
いや~
当時はこのやり方か「子供の彫刻刀で掘るか?」ぐらいしか思いつかなかったのでお恥ずかしい。
そこまで頻繁にDIYするわけでもないので、永遠に我が家に丸ノコが来ることはないかもしれません…
でも「丸ノコで切り目入れて、ノミでスコーン」ってやったら気持ち良さそうですがね♪