ブレーキキャリパーをDIYでオーバーホール|22Bインプレッサの4ポッドキャリパーをOH

レガシィツーリングワゴン4ポッドキャリパー 車 DIY

どうも、こんにちは!
A-クラス総合調査事務所の探偵Bです。

大変ご無沙汰しております。

実に3カ月ぶりのブログになりますので、「軽い」感じの記事でいきたいと思います。

今回は、自動車整備の「基本」ブレーキキャリパーのオーバーホールをDIYでやっていきたいと思います。

ブレーキキャリパーOHまでの経緯

今回は、3年ほど前に乗り換えた我が愛車「レガシィツーリングワゴン」の残骸を処分するのが主な目的です。

その残骸がこれ。
よくあるスバルの4ポッドキャリパーですね。

インプレッサ(GC8)22B-STiバージョンの4ポッドブレーキキャリパー

22B4ポッドブレーキキャリパー

だと思います。

これを元々ブレーキの効きが悪かったBH5レガシィに取り付けて「やっぱ4ポッドは違うね~」とか、わざわざ同型のレガシィツーリングワゴンの横に停めて「ドヤァ」って性格の悪いことをやっていました。

その後、貧乏で17インチのタイヤが買い替えれないがため、惨めにも元の純正のキャリパーに戻すことに…

レガシィ売却後、「いつかAE86 に流用してみよう」ってことで保管していたのですが、最近お金がないので売却することを決意したわけです(泣

まぁ中古パーツの売却と言えば「ヤフオク」なんですが、どうせ売るなら「オーバーホール済」の方が高く売れそうですよね?

幸い、探偵B得意の「いつか交換するつもりだった」って感じで新品のキャリパーオーバーホールキットが残っていたので、高額落札目的でキャリパーをオーバーホールすることとなりました。

自分が乗る前にはOHせず、売却する時にOHする

それが探偵B。
我ながら微妙な事をしてますね…

4ポッドブレーキキャリパーのオーバーホール

レガシィツーリングワゴン4ポッドキャリパー

キャリパーのシール交換自体は「整備士にとって初歩的な整備」で簡単なんですが、今回はヤフオクで「商品」になる予定ですのでオーバーホール前に清掃もしていきます。

とりあえず簡単にブレーキダストをふき取ったのですが、まだまだ「美品」とは言えない代物なので

家にあった業務用台所用洗剤をぶっかけて擦る

キャリパーの洗浄1

普通なら、キャリパーを全バラしてからスチームなんかでまとめて清掃すると思いますが、なんせ最近の探偵Bは「手は汚したくない病」なんで、先にある程度汚れを落としたいと思います。

結果、そこそこ綺麗になりました。
これで素手でも触れそうです。

「SUBARU」の白の塗料が剥げているのが残念です…

洗浄が完了したブレーキ

そして

ブレーキパッドを取り外す

ブレーキパッド取り外し

いつも通り「はい、外れました」って感じ「俺はブレーキパッドの外し方を知りたいんだ!」って方には何の役にも立たないかもしれませんが、4ポッドとはいえブレーキパッドを外すぐらいなら結構簡単ですよ。(たぶん…)

手順的には

  1. ブレーキピンを留めている「針金みたいな」奴を外す
  2. ブレーキピン(パッドを貫通している棒)を2本を抜く
  3. クロススプリングが飛んでいく
  4. クロススプリングを拾いにに行く
  5. ブレーキパッドを外す

って流れです。
まぁ簡単ですよね?

唯一の注意点は「ブレーキピン」を引き抜いた時に「十字架」みたいな形をしたクロススプリングを抑えておくことぐらいでしょうか。

そのままピンを抜くと、探偵Bみたいにクロススプリングがどこかに飛んでいきますよww

キャリパーのシール類を取り外す

ブレーキキャリパー内のイラスト

よく「ブレーキのオーバーホール」なんて言いますが、整備内容は上記図の赤の部分で表したゴム部品を交換するのが主な目的です。(最近の車は知りませんが…)

そう、シールが劣化すると「ブレーキを踏んだらブチューってオイルが漏れた」なんて事になりますし、ダストブーツが劣化するとキャリパー本体とピストンの間に水が入って、ピストンが腐食してブレーキの液漏れなんて事態にも発展しかねません。

たかがゴムの輪っかですが、ブレーキにとっては「とても大切なゴム」なんです。
ってことで、まず

ブレーキピストンを抜きます

キャリパーからピストンを抜く

おそらく今回の整備で「1番の難所」と思われる作業です。
家にあった「2×4材」の端材を挟んで、4つあるピストンをエアガンで均等に出していきます。

DIYでキャリパーのオーバーホールするなら、高圧洗浄機なんかよりもエアコンプレッサーが必須になるでしょう。
正直、コンプレッサーなしでピストンを抜く術を私は知りません。

一般的な車なら「ピストンは1つ」ってものが多いと思いますが、こいつは4つあります。
だから「4ポットキャリパー」って呼ばれているんですがね…

で、均等にピストンを出さなかったらどうなるかと言うと

1個だけピストンが残ったりします

一個だけキャリパー内に残ったピストン

これが対向ピストンのブレーキの面倒なとこですね。
自動車整備の現役時代も嫌いでした。

まぁこれぐらいブレーキのオーバーホールでは「よくある話」なので

ウォーターポンププライヤーで強引に抜く

ピストンを抜く

うちのキャリパーは問題なかったですが、固着気味のキャリパーならなかなかピストンが抜けなくて地獄を見るかもしれません。

そして

シリンダー内のシールを抜く

久しぶりのブログなんで画像を撮り忘れました。

シリンダー内の溝にデッカイ「輪ゴム」みたいなゴムがハマっているので、小さなマイナスドライバーで「くいっくいっ」てやれば、シールはすぐに外れると思います。
でも、間違ってシリンダー内に傷をつけてしまうと、そこからブレーキオイルが漏れるかもしれませんので注意しましょう。

そして

キャリパー内とピストンを洗浄する

キャリパーとピストンを洗浄する

懐かしい感じですよね、この感じ…

こんな事、20年前には毎日のようにやってたかと思うと懐かしいんですが、40代になってからすると「手が汚れる」「びしょ濡れ」になる等、かなりメンタル的にやられます。

エアガンで水分を飛ばす
キャリパーの洗浄が完了

そして、乾燥ですね。

当たり前のようにやってますが、「高圧洗浄機」と「コンプレッサー」があってこその整備ですね。
まぁ高圧洗浄機は要らなくても、ピストン抜くのに「圧縮空気」は必ず必要になります。

とりあえず、ヤフオク出品のために「キャリパーのオーバーホールやってるよ」的な写真も撮っておきました。

あと、やる事と言えば

新品のシールやらブーツとピストンをキャリパーに取り付けていきます

キャリパーに新品のシールを取り付ける
ピストンにダストブーツを取り付け
グリス塗布

新品のシールやピストンに付属のグリスを塗布して、1つずつシリンダー内にピストンを挿入していきます。
もし、スムーズにピストンが入っていかないようなら「何か原因がある」と思うので、無理やり挿入せずシリンダーやピストンをよく確認することをお勧めします。

普通なら「ぬるぅ~」って入っていきますよ。
無理入れちゃダメ。

1箇所だけシリンダー、ピストン双方に若干の凸凹を感じたので

耐水ペーパーで整えます

シリンダー内を耐水ペーパーで整える
ピストンを耐水ペーパーで整える

明らかに穴が開いていたり、手触りで凹みを感じるようなら、凹んでいるシリンダーなりピストンを交換した方がいいでしょう。たぶんブレーキオイルが漏れますよ。

探偵Bの場合は、少し削ったら滑らかになったのでセーフです。(たぶん…)

あとは

ダストブーツをCリングで留めたら完成です

ブーツリングを取り付け
オーバーホール完成

やっぱりブレーキ部品が新品だと気持ちがいいですね。
五年ぶりのキャリパーオーバーホールでしたが、特にトラブルもなく終えることができました。

既に、これが「いくらで売れるのか?」に探偵Bの興味は移っています。

ヤフオクに出品した結果

某ヤフオク管理画面

24,500円で落札されました…

更に「置いておいても邪魔」なブレーキローターもセットで出品したのですが、結果は「予想通り」もしくは「やや安い」って感じの金額で落札されました。

出品前の調査では、だいたい「相場は20,000円」程度で、オーバーホール済なら「2万5千円、いや3万ぐらいはいくだろう」と思っていたのですが…

あと、オーバーホールなしのリヤキャリパーも同時出品していたのですが、これも

リヤキャリパーの落札情報

リヤキャリパーは38,000円で落札されました

即決価格を見ていただければ、探偵Bがどれだけ期待していたかお分かりでしょうが、4万弱での落札となりました・・・

色々な思い出の詰まったブレーキキャリパーでしたが、新たな所有者の元で素晴らしい制動力を発揮してくれているといいですね。

今回落札していただいた方ありがとうございました。

これを見て「よし、俺も自分でブレーキをオーバーホールしてみよう!」ってなった方はくれぐれも自己責任で挑んでください。

自動車のブレーキの分解は、ミスると大変なことになりますのでご注意ください。

以上、「探偵Bが昔のブレーキをOHして、ヤフオクでお小遣い稼ぎしましたよ」ってお話でした。
では、また。

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