こんにちは!
A-クラス総合調査事務所の探偵Bです。
今回は「AE86のレストア」から離れて、私の現在の愛車「カローラ・スパシオ」の抱える問題を解決したいと思います。
オイル上がりを起こした愛車
それは探偵Tの何気ない一言から始まります。
その日は、2台の車で尾行調査していたのですが、調査終了後に探偵Tが
探偵T「Bさんの車、アクセル踏んだ時にマフラーから凄い煙出てるよ」
今の車は平成24年に購入し、調査はもちろんプライベートでも大活躍の車ですが、購入当初より
探偵B「なんかエンジンの調子が良くない・・・」
と感じていました。
「特別調子が悪いわけではありませんが、いまいちエンジンがきれいに回らない…」と言うか…
どう表現したらいいのでしょう…この気持ち
探偵Bの1ZZ-FEエンジンは1800ccもあるのに、
- 体感的には1500cc程度の加速
- 低速時にノッキング
- コーナリング中に「ガラガラ」とエンジンから異音
- 変速もなんかおかしい
って感じで、前の愛車「V-TECのトルネオ」に比べたら、控えめに言っても「ゴミ」、運転していても全く楽しいなんて事もなく
「人生で初めて苦痛を感じる車」に出会ってしまった
ってのが正直な感想です。
まぁ子供に評判がいいのと、エンジンとミッション以外の調子が絶好調なので乗り続けている理由ですね…
とりあえず、白煙?黒煙?を吐いていたという事で、エンジンオイルの油量を確認します。
エンジンオイルの量を見た結果「先っちょにしかオイルが付かない(汗」
オイルレベルゲージの先っぽにしかエンジンオイルがつきません…
まだオイル交換して1000kmも走ってませんよ!
現にエンジンオイルもまだまだ透明でしょ??
このレベルゲージのオイルのつき具合からして
1000km程度の距離を走ってる間に、オイル1リットルぐらい消費した
って感じでしょうか…
下廻りやエンジン周りを点検した結果、大したオイル漏れも無く、加速の時に煙が出るという事から、まず「オイル上がり」と見て間違いないと判断しました。
オイル上がりとは
ピストンとシリンダーとの隙間を通して、燃焼室内にエンジンオイルが入り込む現象をいう。 ピストンリングのオイルかき落とし性能の低下や、シリンダー表面の仕上げが粗い場合などに現れ、白煙の発生、オイル消費の原因となる。
探偵B「エンジンのオイル上がり、下がりはこんな感じ」
オイル下がりを青色で書いていますが、もちろんオイル下がりも立派なエンジンの不具合ですので勘違いのないようにお願いします。
両方、エンジンオイルがガソリンと一緒に燃焼室で燃えてしまいますので、エンジンオイルの量は減っていく一方です。
だから
探偵B「オイル上がりもオイル下がりも修理した方がいい」
のは間違いありません。
そしてネットで検索してみると、スパシオに積まれている「1ZZ-FE」エンジンはピストンリングの固着する個体が多く、ピストンリングの対作品が出ている事をネットで突き止めました。
知り合いの某トヨタの人間に聞くと、同じ「1ZZ-FE」を積むシエンタでもかなりのクレームが出ているようです。
購入当時を思い出すと
- 初めてのオイル交換の時にオイルが真っ黒
- リヤスポイラーの下に苔が生えていた
- 下廻りが錆さび
って感じで「長期放置車両」の疑いがある車輌を「安さに釣られて購入」した記憶が蘇ります。
さらの最近の「燃費向上」に振ったエンジンのセッティングや組みつけも「オイル消費を加速させる要因」ではないかと個人的に思います。
オイル上がりの原因は
- オイル管理が悪い⇒各部摩耗、固着
- ピストンリングの欠陥
- 燃費向上のためのピストンリングの張力の低さ
辺りが原因なのではないかと個人的に思います。
そして…
このポンコツのために
エンジンを分解して、ピストンリングとピストンを交換しなければならないんでしょうか?
正直、私は嫌です!
そんな事やりたくありません!!
つづく…
「オイル上がりに効く」という噂のオイル添加剤
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