どうも、こんにちは!
A-クラス総合調査事務所の探偵Bです。
今回はお待ちかね、レストアの記事になります。
もうタイトルでおわかりでしょうが、AE86のレストアではなく、私が20数年前に乗っていたマウンテンバイク(MTB)のレストアになります。
マウンテンバイクのレストアなんか、誰も興味ないですよね?
私も特に自転車興味ありませんし、全く知識もありません。
でも、マウンテンバイクのレストアを始めます。
ネタがないので…
マウンテンバイク(自転車)の知識がゼロでもレストアできるのか?
そもそも「自転車の素人」である探偵Bでも容易くマウンテンバイクを分解できるのでしょうか?
私一応、元自動車整備士として車の知識は多少あるのですが、自転車は「空気を入れる」と「チェーンにKURE556を注す」ぐらいしかした事がありません。
そんな中でも、なんとなく
- 分解する
- 悪い部品の把握
- 古い塗装の剥離
- 塗装
- 部品交換
- 完成
こんな感じの流れになるのではないかと思いますが、ボルトナットも車とは違う特殊そうなイメージもありますし、まともに分解できるのでしょうか。
って事で「マウンテンバイクのレストア」を始めたいと思います。
探偵B「とりあえず、高圧洗浄機で埃を落とす」
すべての整備の基本と言えば「洗浄」ですよね?
高圧洗浄機で「長年積もり溜まったホコリ」や「カピカピになったグリス等の油汚れ」を落としていきます。
サドルがないと思ったでしょうが、現在私の調査用自転車に付いています。
数年前、尾行中に某〇〇駅に停め、調査後に駅の戻るとサドルが盗まれていましたので、このマウンテンバイクから拝借しました。
洗浄後、フレームをDIY塗装つもりなので、付いてる部品を全部外します。
探偵B「ほとんどのボルトナットが錆びてます…」
部品を外しながらも、どの部品が再利用できて、どの部品が交換が必要なのか調べていきます。
レストアって言っても、極力お金は使いたくないので、個人的には極力部品は再利用でいきたいのです。
その後、「第一の難所」とも言える壁にぶつかります。
探偵B「チェーンとフレームが知恵の輪状態…」
マウンテンバイクのチェーンって、こんな付き方してるんですか!?
「タイヤを外せば外れる」イメージだったので意外です。
調査疲れで見間違いではなく、確実にチェーンとフレームが交差してます。
このままじゃ外せませんよ!
イメージでは、チェーンって継ぎ目があって、そこを「クイックイッ」ってやると簡単に外せると思ったのですが、何周回しても継ぎ目らしいのが見つかりません。
仕方なくネットで調べてみると、
チェーンを外すには何やら「チェーンカッター」なる工具が必要みたいです。
上手い感じでチェーンをはめて「チェーンの芯?」を打ち抜くような感じの専用工具のようです。
もちろん、探偵Bの自宅にチェーンカッターなんかあるはずもなく
探偵B「すいません、こんな外し方しか思いつきません…」
元自動車整備士の私には、この程度のチェーンの外し方しか思い浮かびませんでした。
私は「事前に計画して工具や部品を準備しておく」ってのが苦手なので、たとえ工具が無くても「その日にバラしたい」って気持ちが先行して、自宅にある工具で何とか外していますが、壊れる可能性があるのでおすすめはしません!
皆さんは、ちゃんと「チェーンカッター」を使って外しましょう。
Amazonでもそんなに高くなかったですし。
探偵B「そして、早くも第二の難所が」
第二の難所は、何て呼ぶんでしょう?
おまけの写真も撮り忘れてたのですが、自転車漕ぐ時に回ることろです。
ネットで調べると、「ボトムブラケット」って言うらしいです。
とりあえず、「車高調レンチで緩むかな~」って感じで車高調レンチを探したのですが、ガレージ内に見つからず、仕方がないのでパイプレンチで緩めました。
あと、クランク?(ペダルがくっついてる部分)とボトムブラケットの嵌合もかなり強烈に食い込んでいたので、車用のタイロッドエンドプーラーを何とか無理やり使って外しました。
皆さんは、ちゃんとした工具で緩めましょう。
最悪、ナットが痛んで再使用できなくなったり、マウンテンバイクの部品が破損するかもしれませんので。
DIYで自転車を分解するなら、こういうのを1つ持っておいた方がいいかもしれませんね。
チェーンカッターも入っているみたいなので、あれこれ揃える必要もないですし…
探偵B「ボトムブラケット?部分、グリスがカピカピ」
これが20年間蓄積された汚れって奴なんでしょうか。
グリスと泥と錆が混ざったものって感じ?
このベアリングを再使用していいのでしょうか。
マウンテンバイクの素人でも、なんとなく「あまり良い状態ではなさそう」なのはわかります。
もちろん、予算の都合上「清掃」⇒「グリスアップ」の予定です。
そしたら
探偵B「フレームの錆を落としましょう」
ご存知かもしれませんが、探偵Bは「極度の面倒臭がり」です。
とりあえず、錆びてる部分だけペーパーで錆を落とそうと思ったのですが、なかなか作業が進みません。
そんな時は「塗装はがし」でも買いに行きそうなもんですが、探偵Bは
探偵B「グラインダー+ステンレスブラシ」
作業時間短縮のために、一家に一台はあるであろう「グラインダー」にステンレスのカップブラシを装着して、一気に錆と古い塗装を剥ぎます。
それと同時に
探偵B「取り外した錆びた部品をサンポールに漬け込みます」
錆といえばサンポール。
レストアと言えばサンポールですよね?
サンポールに錆々の部品を放り込んだと同時に、何やら反応しブクブクいいながら泡が出てきます。
後が楽しみですね。
絶対に「ピカピカ」になるでしょ、これ。
探偵B「すいません、この辺で勘弁してください!」
フォーク部分は結構きれいに落ちましたが、フレーム部分はまだ塗装が残ってます。
しかし、私にはこの辺が限界です。
ステンレスカップブラシが古いためか、抜けたステンレスの毛材が「手足に刺さりまくる」のも途中で止めた原因です。
それに、可能なら今日中にプラサフまで塗りたいので、錆落としはこの辺で…
実はこの隣で、また「別の作業」をしているし、けっこう「やる事が多い」ので勘弁してください。
もちろん、わかってますよ!「塗装は下地が命」だって。
でも暗くなる前にプラサフを吹きたいんですよ!
そうこうしている間に、サンポールがえらい事に
探偵B「サンポールに漬けて、こんな事になったの初めてです。」
これ、何て呼ぶのでしょう?
ハンドルが付く部分とフロントディレイラーはピカピカになりました。
このサンポールの化学反応っぽい強烈な泡と悪臭の正体は
たぶん…
探偵B「リヤディレイラーのアルミが原因?」
そういえば、「サンポールに10円を入れる綺麗になるけど、1円は綺麗に溶けて無くなる」って言いますよね?正直、忘れてました…
おそらく、泡と煙の正体はアルミとサンポールが反応したせいなのでしょう。
そもそも、これアルミなんでしょうか?
皆さんは、サンポールで錆取りをする場合は気を付けましょう。
って言うか、サンポールはトイレ掃除用の洗剤ですので、本来の用途以外の事に使う場合は自己責任でやりましょう。
そして、お待ちかねの
フレーム部分のDIY塗装
探偵B「DIY塗装の友 ミッチャクロン」
こうやってみると、まだまだ塗装が残っているのがわかりますね…
が、私は気にしません。
スプレー式のミッチャクロンを切らしてしまったので、フレームを脱脂後に缶入りのミッチャクロンを百均の霧吹きで塗布。
皆さんは、面倒臭がらずに買いに行くか事前に用意しましょう。
その辺のホームセンターでも売ってます。
探偵B「プラサフ 捨て吹き」
まずは、捨て吹で塗装が弾かないか確認しましょう。
いつもは「最初から厚塗り」の探偵Bですが、最近「捨て吹き」ってのを覚えました。
いつもの探偵Bみたいに焦って一気に厚塗りすると、かなりの確率でプラサフが垂れます。
探偵B「フレームの塗装後、ぱっと見、綺麗に見えますが…」
探偵B「ちゃんと塗装を剥がないと、こういう事になりますよ」
一応、それなりに塗装面はペーパーで整えたつもりだったのですが、かなり凸凹になってしまいました。
あと、皆さんはボルト穴やブレーキ周りをちゃんとマスキングしましょうね。
塗装は下地が命なので、ちゃんと下地を作ってから塗装する事をお勧めいたします。
いつも通り、これは悪い例になります。
次回は、部品が揃ってフレームの色が決まってからになると思います。
では、また!
コメント