どうも、こんにちは！
A-クラス総合調査事務所の探偵Ｂです。
とりあえず、前回の続きですが、カローラスパシオの「ピストンリング交換」の見積りを知り合いの車屋に出してもらったのでご報告いたします。
某カーディーラーで「ピストンリング」の部品代を見積もってもらう
探偵Ｂ「工賃を入れると、とてつもない金額になる…」
実は私、社長と同じく某ディーラーで自動車整備士をしていた経験があり、ピストンリングぐらい交換しようと思えば出来なくはないと思います。
が、しかし、おそらく錆び付いているだろう自動車整備のスキル、自宅ガレージの貧素な設備、更には現在の愛車に対する愛情などの理由で、自宅でピストンリングを交換しようとは全く思いません。
じゃあどうするのか？
探偵Ｂ「バーダル リングイーズ！（オイル添加剤）」
さすがに「自宅でエンジン分解」は現実的ではないため、いわゆる「添加剤」と呼ばれるものをエンジン内に注入して、症状の改善を狙います。
そもそも、この「バーダル リングイーズ」は
化学薬品を含む添加剤が消耗するとベースオイルが酸化し、金属表面に粘着性のある液膜（ワニス）ができ、汚れや摩耗細片と結合してエンジンスラッジを発生させます…
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金属表面のガムとワニスを除去しスラッジを分解してエンジンのパワーと性能を回復させ・・・・・・・
要は、エンジン内のスラッジを溶かして、ピストンリングの固着を解消してやろうって商品です。
（そもそも、ピストンリングが固着しているかどうかは不明ですが…）
誰だって
「数万円もするピストンリングを交換するより、数千円で手に入るオイル添加剤を先に試しますよね？」
もちろん、私もそうします。
実際、注入後に５００ｋｍ程度走ってみたのですが、明らかにアイドリングの時の音が静かになり、エンジンも鋭く吹け上がる･･･といった効果はありませんでした。
まぁ、まだまだ５００ｋｍ程度しか走っていないですからね…
３０００ｋｍ走行後にどれだけ効果が出ているか楽しみです。
リングイーズの後日談
おそらく、リングイーズを注入して３０００ｋｍ弱は走行したのですが、やはり効果というものは感じることができませんでした。
別に「バーダルのリングイーズ」をディスっているわけではないのですが、少なくとも私にはオイル上がりが改善したようには思えませんでした。
相変わらず、アクセル全開で
「煙がドカン」とか「煙モクモク」
って感じでしたし…
更にさらに後日談
このバーダルのリングイーズ注入した後
たまたま程度の良さそうなエンジンを安くで購入することができ
- 新しいエンジンに交換
- オイル上がりを起こしたエンジン中身を確認
- エンジンオイル添加剤の比較
って感じでブログ内で進めていったのですが、まずオイル上がりを起こしたエンジンの中身ですが
探偵Ｂ「オイルリング固着してませんでした」
ん～これは凄い意外でしたね～
オイルリングも綺麗なものです。
きっと前のオーナーのオイル管理が悪くて、オイルリングが固着した事によるオイル上がりだと思っていたのですが、実際は
オイルリングの固着はなく、他のリングもスムーズに動く状態
では、何が原因だったか？
ピストン自体が欠陥品だったんですね～（個人的な推測）
おそらくですが、
- オイルリング固着⇒燃焼室にエンジンオイル混入⇒×
- ピストンからのオイルの戻りが悪く、燃焼室内にオイルが混入⇒〇
が正しいのではないかと思います。（もちろん、個人の予想です。）
実際に1ZZ-FEのピストンはある時期から、オイルリング溝のオイル逃がし穴が倍増しているんですね～
まぁ問題がないなら、わざわざピストンに開いている穴を増やしたりしませんよね？
面倒くさいし、コストもかかりますし
結論から言うと、元から
私の車に「バーダルのリングイーズ」を入れても効果が出るわけがない
だってピストンに欠陥があっただけで、スラッジなんて元からそんなに溜まってなかったんですから…
何だったら、エンジンオイルが燃焼室に溢れ出すぐらい、十二分にピストンリングが潤滑されていたって事ですよね？
ワンチャン、リングイーズから始まった数々のオイル添加剤たちが長い時間を掛けて、ここまでスラッジを落とした可能性も否定できませんが、たぶん元から固着なんかしてなかったと思います。
反省するなら、リングイーズ注入前にもう少し調べておけば良かったですね。
だから、
探偵Ｂの事は嫌いになっても、リングイーズの事は嫌いにならないでください！
オイル添加剤の比較実験でも、そこそこ結果を出しているので、噂通り「バーダルのリングイーズ」は良いオイル添加剤なんだと思いました。
しかし、当時は「まだこの事実に気付いていない」ので、その後も同じような添加剤を使ってオイル上がり問題を解消しようとするんですよね～
無駄なのにね…
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